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2020.10.20

安野モヨコ『鼻下長紳士回顧録』ブロードウェイミュージカル化プロジェクトスタート

ミュージカル界のトップクリエイターたちが『鼻下長紳士回顧録』のブロードウェイミュージカル化に挑戦します。

ニューヨークにて世界で活躍するトップクリエイターと共に、日本のコンテンツを原作とした英語によるミュージカルを企画開発・製作するプロジェクトがスタート。
そのための作品として安野モヨコによる漫画『鼻下長紳士回顧録』が選出されました。
ニューヨーク ブロードウェイにおける上演、さらに世界公演を目指していくプロジェクトです。

■『鼻下長紳士回顧録』あらすじ
「20 世紀初頭、フランス・パリ。売春宿で働くコレットは、訪れる“変態”的な欲望を抱えた紳士たちを相手に、出口の見えない生活を送っていた。彼女の唯一の幸せは、どうしようもなく惹かれてしまうヒモ男、レオンとの逢瀬の時間。…たとえ、彼がコレット以外の女のもとへ通っているとしても…「変態とは、目を閉じて花びんの形を両手で確かめるように、自分の欲望の輪郭をなぞり、その正確な形をつきとめた人達のことである……」
一人の女性が明日への希望を紡ぎ、生きる喜びを発見する物語。
『鼻下長紳士回顧録』公式サイト

【安野モヨコ コメント】
この度は、日本の漫画原作として、初めてのブロードウェイミュージカル化を目指すプロジェクトに『鼻下長紳士回顧録』が選ばれ、大変光栄に思います。作品の世界観がどのように現実化するのか、楽しみにしております。

■トニー賞受賞 ロブ・アシュフォード氏を演出・振付に起用
演出・振付を手がけるのは、ニューヨーク ブロードウェイ、ロンドン ウェストエンドで活躍するロブ・アシュフォード氏。
ミュージカル『モダン・ミリー』(2002年トニー賞作品賞他5部門受賞大ヒットミュージカル)で、トニー賞振付賞を受賞。これまでに、ブロードウェイミュージカル『FROZEN(アナと雪の女王)』『エビータ』『カーテンズ』『ウェディング・シンガー』など 11作品の振付を担当。ロンドンでも、ローレンス・オリビエ賞を受賞した『ロミオとジュリエット』『パレード』『欲望という名の電車』等に振付として参加。
映画では、『シンデレラ』『テッド2』『オリエント急行殺人事件』等の振付を担当した他、現在、映画化が進められているトニー賞受賞ミュージカル『サンセット大通り』(『キャッツ』『オペラ座の怪人』『エビータ』作曲のアンドリュー・ロイド・ウェーバー作品)の監督を務めています。

【ロブ・アシュフォード氏コメント】
私は『鼻下長紳士回顧録』が大好きです。
この作品は、とにかく美しい。登場人物は力強く鮮やかで、ストーリーは驚きの連続です。
主人公のコレットは、絶望的な現実をノートに記し、自分を救う物語として書き換え、自らを救おうとする。そこには「自分の人生は自分で切り開くしかない」という、現代において素晴らしい教訓があります。
この物語の時代や設定はとてもミュージカルに向いています。作品が持つ様々な魅力が合わさった結果、素晴らしいミュージカルになると確信しています。
私はかつて日本で仕事をした時、日本の風土、人々をはじめ、日本に恋をしました。
今回、日本の作品『鼻下長紳士回顧録』に関わることができ、心から誇らしく嬉しく思います。


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